
「平治岳」のミヤマキリシマはしゃくとり虫の被害がひどかった。「北大船山」は綺麗だったけど
先に書きますが、2022年の「平治岳(1,643m)」のミヤマキリシマはハズレでした(「北大船山(1,706m)」はそれなりに綺麗でしたが)。原因は「しゃくとり虫」による食害。一面ピンクの絨毯にはほど遠く、まだら模様。それでも初めてのくじゅうはとても心に残る場所で、必ずまた登りたいと思える山でした。一面ピンクに戻るのには数年かかるようですので、それまでにしっかりとお金を貯めて、次回の遠征登山に備えておきます!
登山情報
登山日
2022年6月3日(金)
コースタイム
男池登山口(4:50)→ソババッケ(5:50)→大戸越(7:00)→平治岳(8:00)→大戸越(8:50)→北大船山・段原(10:10)→大戸越(11:45)→ソババッケ(12:50)→男池登山口(13:55)
トイレ
男池登山口で登山前に使用。コース上にはなし。
水場
下山時に「かくし水」で少し飲みました。
登山レポート
登山レポートというか、ミヤマキリシマレポート。
平治岳

せっかくの快晴だったのに、とにかく残念。大戸越あたりはほぼピンクなし。

こいつがミヤマキリシマを食い荒らした張本人。よりによって今年、大発生しなくてもよかったのにね。

ここまで食べ尽くすとは、恐るべししゃくとり虫。相当株が弱るらしく、復活までは時間がかかるみたいです(3年とか5年とか言ってる人がいました)。しゃくとり虫も生きるのに必死なのはわかりますが…。

だんだんとミヤマキリシマが咲いている場所がでてきました。坊がつるを望む定番ショット。いつかは坊がつるでテント泊したいな。

一段上がったところではかなり咲いてました。大戸越でのがっかり感のあとだったので、大分テンションあがる景色でした。

平治岳山頂からもこんな感じ。予定では下半分がピンク一色でした。

最高の平治岳は次回までおあずけということで、次は北大船山へ向かいます。

北大船山

平治岳に比べるとしゃくとり虫の被害はほとんどないようでした。蕾も結構あったので。

平治岳は遠くから見ると、近くで見るよりピンクですね。

北大船山山頂あたりは結構綺麗でした。

段原あたりからの景色が今回のベスト。


今回の遠征登山で一番心配だったのは天気とミヤマキリシマの開花状況。過去の記事や例年の梅雨入りの時期などから日程を考えました。飛行機や宿の予約があったので、直前に変更するわけにもいかず、普段の登山よりも直前までいろいろとやきもきしました。
天気に関しては、結果、最高でした。
一方のミヤマキリシマの開花状況に関しては、現地情報をSNSなどで収集しました。開花のタイミングばかり気にしていたのですが、そこにまさかのしゃくとり虫情報。まったく虫害なんて考えてなくて、正直、なんとも言えない感情が湧きました。最悪、ほとんど咲いてない状況も想定しましたが、初めてのくじゅうのミヤマキリシマとしては満足ができる景色でした。
おまけ
遠征登山でしたので、ついでに観光もセット。阿蘇をドライブしたり、熊本観光したり。登山と観光のセットはなかなかいいですね。

来年は阿蘇の山に登りたいなと思ってます。

南阿蘇の風景が気に入りました。このあたりでゆっくりと滞在するのもいいかも。

最終日は雨予報でしたので、その前の日に熊本城へ。

あか牛丼また食べたいな。
宿泊情報
くじゅうでは「虎乃湯」に宿泊しました。全体的には気に入ったのですが、部屋での施設のWi-Fiとドコモの電波がとても弱かったのがマイナスポイント。仕事の連絡がくるたびに、駐車場まで移動して対応しました。