2年ぶりの「西穂高岳独標」へ。次はいよいよ西穂山頂か?
週末は2週連続の高尾山で、山体力をつける予定でしたが、北アルプスの天気予報が良かったので、ちょうど2年ぶりの「西穂高岳独標(2,701m)」まで行ってきました。
登山情報
登山日
2018年6月18日(日)
天候
晴れ
コースタイム
新穂高ロープウェイ西穂高口駅(9:15)→西穂山荘(10:15)→丸山(10:40)→(11:30)西穂高岳独標(11:50)→丸山(12:30)→(12:50)西穂山荘(13:15)→新穂高ロープウェイ西穂高口駅(14:20)
※休憩時間含む
登山レポート
新穂高ロープウェイ西穂高口駅〜西穂山荘
新穂高ロープウェイの始発に乗って西穂高口駅へ。まずは展望台から2018年の目標である笠ヶ岳にご挨拶。どうか登るときはお手柔らかにお願いします。
続いてこれから登る西穂高岳独標へもご挨拶。登り始める前から戦意喪失してしまう距離感です。西穂山荘までは近く感じますが、そこからの稜線が長い。でもこんなにも良い天気ですし、きっと楽しい山歩きになるはずです。
西穂山荘までは、はじめに少しアップダウンがありますが(下りの最後にはキツイ)、その後は基本的に樹林帯の登りです。途中、雪が残っている場所を何箇所か通過しました。特にアイゼンやチェーンスパイクなどは必要ありませんが、滑らないよう慎重に進みました。
2年前に登ったときは虫が多くてしんどかったのですが、今回はそんなことはなく、少し疲れたくらいで西穂山荘に着きました。
西穂山荘〜西穂高岳独標
西穂山荘すぐの岩場を登りきれば、目指す「西穂高岳独標」が見えてきます。
丸山までは厳しくないので景色を楽しみながら進みました。霞沢岳の後ろには北岳、そしてうっすら富士山。どこの山も天気が良さそうでした。
丸山から先はガレた登りになります。ここからしばらくは少しがんばりが必要なポイント。
少し登ったところから振り返れば、焼岳に乗鞍岳、上高地が見えました。
新穂高ロープウェイの西穂高口駅から見たときはとても遠くに見えた西穂高岳独標まではあと少し。
最後の難関の岩場を登ります。浮き石が少し心配でしたが、特に問題ありませんでした。西穂高岳独標までであれば、約2時間半の間に樹林帯の登りや稜線歩き、そして岩場など様々な状況を楽しむことができます。
西穂高岳独標
まずは笠ヶ岳方面。今回よりもかなりキツイ「笠新道」を登れるのかとても不安。
そして西穂高岳から奥穂高岳。西穂高岳独標から先は気軽に行ける場所ではないのでご注意を。
最後は奥穂高岳から前穂高岳へと続く吊尾根。斜面に残る雪がいい感じでした。
さて、どんどん下から登ってくる人で山頂は大賑わい。座ってコーヒーでもと思っていましたが、ゆっくりくつろげなさそうだったので下山しました。
西穂山荘のラーメン
西穂山荘まで戻って、ちょっと休憩。もちろん、名物のラーメンをいただきました。
食後すぐに歩き始めたので、途中何度かラーメンが胃から上がってきました。食後はゆっくりしてから歩くことをおすすめします。最後はいつもどおり足元フラフラで新穂高ロープウェイの西穂高口駅まで戻りました。
まとめ
高尾山の翌週に西穂高岳独標を登ることができて、なかなか良いペースです。梅雨の晴れ間を狙ってもう一山登って、夏山シーズンに突入したいところです。そうそう相棒の「ゴロー S-8」もしっかりと慣らしておかないと。