「西穂高岳独標」を登って、西穂ラーメンを食べてきた
梅雨の貴重の晴れ間に、「西穂高岳独標(2,701m)」まで行ってきました。
登山情報
登山日
2016年6月18日(土)
コースタイム
山歩時間:5時間45分(※休憩時間含む)
新穂高ロープウェイ西穂高口駅(9:15)→西穂山荘(10:15)→丸山(10:45)→独標(11:45)→丸山(13:00)→西穂山荘(14:00)→新穂高ロープウェイ西穂高口駅(15:00)
登山レポート
西穂山荘までは虫と暑さとの戦い
新穂高ロープウェイ西穂高口駅から西穂山荘までは、とにかく羽虫が多かったです。何度も目や口、耳に入ってきました。帽子に虫除けネットを付けている方もちらほらいたほどです。
また、予想よりもかなり暑く、2,000m以上の場所にいる感じがしませんでした(風が通る場所や、日陰はひんやりしていましたが)。
そのような状況の中、ほぼ登りっぱなしで、しかも眺望もほとんどなかったので、結構きつかったです。
独標までの素晴らしい稜線歩き
西穂山荘で少し休憩し、独標に向かいました。まずは西穂山荘からの最初の登りがしんどかったです。
しばらくすると、やっと目の前に西穂高岳が見えました。素晴らしい景色にテンション上がりましたが、まだまだ目的の独標は先…。
丸山の先には、ガレ場の急登。
この辺りから雲が広がりはじめ、このまま青空が隠れてしまうのではないかと心配になりました。少しでも早く独標に着きたいたいところですが、足取りは重い!
大分独標が近くなり、人がたくさんいることと、これから登る岩場の険しさがわかり、ちょっとドキドキ。
独標までの登りは、遠くで感じたほどの険しさはありませんでした。慎重に登り、無事到着!
独標からの最高の景色
独標へ着くと、意外と雲は広がっておらず、素晴らしい景色が目の前に。あこがれの西穂から奥穂へと続く稜線に興奮!
奥穂から吊尾根、前穂。右下には岳沢小屋が見えました。
振り返ると、ここまで歩いてきた道がずっと先まで伸びていて、先には焼岳、そして乗鞍岳が。
360度、どこを見ても素晴らしい景色が独標にはありました。
独標から少し下り振り返ると、青空と独標の組み合わせ。ここからしばらくは、少し歩いては、振り返っての繰り返し。いつまでもこの景色を見ていたかった!
最後は西穂ラーメン
西穂山荘まで戻り、ずっと食べたかった名物の西穂ラーメンを食べました。評判通りで、疲れた体には最高の回復アイテムでした。
食後はお腹一杯で動きたくありませんでしたが、ロープウェイの時間もあるので、ゆっくりしているわけにも行かず、重い腰をあげて下山。登り同様、羽虫と暑さ、それと疲れとの戦いでした。