暴風に負けず登った「一切経山」のご褒美は、美しき青き魔女の瞳
約一年半ぶりに「一切経山(1,949m)」へ。目的はもちろん魔女の瞳。
前回の登山では魔女の瞳は見られたものの、曇り空の下だったので、残念ながら感動する美しさではありませんでした。
今回は感動する美しさはもちろん、目元を紅葉の鮮やかな色でお化粧した魔女の瞳を見ることが目標です。
コースは浄土平から登り、一切経山へ。魔女の瞳を見てから、浄土平へと戻ります。鎌沼へは寄りません!魔女の瞳一筋!
登山情報
登山日
2013年10月13日(日)
登山レポート
深夜3時に浄土平に着いたときから暴風!たまに強く吹く風に車が揺れ、仮眠中にちょっとドキドキするほどでした。空には満天の星が見えていたんですけどね。
朝になると暴風プラス雲!雨もぱらつきました。天候回復を祈りながら仮眠延長!結局登り始めたのはお昼過ぎ。
青空が見えた!と思っても、すぐに雲が流れてくる不安定な天気。紅葉もピークを過ぎていましたし、写真もあまり撮らずにもくもくと登ります。
トイレ渋滞をしていた酸ヶ平避難小屋をスルーし、一切経山最大の難所(ただの登りです)に挑みます!しかし、今回の本当の難所はこのあとに控えていたのだった!
稜線にあがるとすごい暴風!風に体は煽られるし、呼吸するのも辛いほど!一歩一歩慎重に歩かないとやばい!切り立った稜線じゃなくてよかったです。
しばらくすれば風も弱まるかな?と思いながら歩きましたが、結局この後もずっと暴風のままでした。
なんとかその暴風に耐え、頂上へ到着。あまりの風のひどさに、ゆっくりできないとわかっていたので、すぐに魔女の瞳が見られる場所へ向かいました。
残念ながら紅葉は終わっていたようで、お化粧した魔女の瞳ではありませんでしたが、青さだけで十分美しかったです。欲を言えば、もう少し太陽からの光が欲しかった!
ゆっくり何枚も写真を撮りたかったのですが、すぐに限界を感じ、下山することにしました。
遠くには翌日登る予定の安達太良山が見えました。暴風で紅葉が散っていなければよいのですが…。
下山後は、少し足を伸ばし喜多方へ。
まつり亭でラーメンを食べました。味の染み込んだとろとろのチャーシューがよかったです。
食後はあだたら高原スキー場へ移動し、翌日の「安達太良山」登山に備えて、20時ごろには車の中で眠りにつきました。